玄象(げんじょう)
時の太政大臣藤原師長(もろなが)は、天下に隠れもない琵琶の名手です。もはや我が国には並ぶ者なしと思い、唐に渡って更に奥義を究めようと、従者を伴い、都を出て須磨の浦までやって来ます。一夜の宿を借りた塩屋の主の望みにまかせて、師長が一曲弾じているうちに、にわかに村雨が降り来り、板庇を打ちます。すると老夫婦が、苫(とま)を取り出し板屋を葺いて調子をととのえます。師長はその適切な処置に驚き、音曲の嗜みのある者と見て、一曲を所望します。すると、翁は琵琶、姥は琴によって越天楽(えてんらく)を合奏します。師長はその神技に感じ、国内に自分より優れた弾き手はないと思い上がったことを深く恥じ、立ち去ろうとします。夫婦はこれを引き止め、自分達は村上天皇と梨壺女御の霊であり、汝の入唐を止めるために現れたのだと述べ、一旦姿を消します。 中入
やがて、村上帝の霊が神々しい装束で出現され、龍神に命じて、龍宮に持ち去られた獅子丸の琵琶を取り寄せ、これを師長に賜ります。そして自らも、興に乗じて秘曲をかなで舞を舞って昇天されます。師長は、何よりの土産と獅子丸をたずさえて帰洛します。
二日目
能 巴
能 百萬
能 小鍛冶
於 生國魂神社
]]>先日、続編『もっと知りたい 続まんが能百番』が発売となりました。
著者は同じく渡辺睦子さんで、増田正造先生が監修をしております。
前作には収録できなかった「翁」や「猩々」「関寺小町」などの
名曲100曲を新たに収録し、2冊を揃えていただければ、
現行曲のほぼすべてがわかるようになっております。
くわしい内容は、弊社ブログにて紹介しております。
http://heibonshatoday.blogspot.com/2011/04/blog-post_25.html
p33 能面の視野の狭さがわかる写真を提供!
薄くてきれいで、若者向けタッチの漫画家の絵になる「観阿弥・世阿弥」
ジュニア向けで とっつきやすいと思います。
朝日新聞出版 最新刊行物 週刊 新マンガ日本史
http://publications.asahi.com/manga2/
能楽ランドの名前が出た初の刊行物
]]>ただ、閉館されたり、休館だったり、なくなったり…は、とても残念で寂しいです。
]]>雨模様のため、高砂神社ではなく、高砂文化会館(じょうとんばホール)にて開催
舞囃子「高砂」 田中章文
笛:赤井要佑 小鼓:上田敦史 大鼓:森山泰幸 太鼓:上田慎也
素謡「神歌」 小寺一郎 久保田稔
狂言「附子」 茂山七五三 井口竜也 茂山逸平
能「田村 替装束」
前シテ:上野雄三 後シテ:上野朝義 ワキ:江崎金治郎 アイ:丸石やすし
笛:赤井啓三 小鼓:上田敦史 大鼓:森山泰幸
※入場料 前売券2,000円 当日券2,500円
※問合せ 高砂市観光協会 079-443-0500
8/31 毎日新聞の記事
「ミシェル・ワッセルマンさん 伝統芸能に導かれ、滞日36年間 」
日本の伝統芸能の魅力、特長は?という問いに
「間」です。日本の芝居は全く「間」にリードされている。能の囃子はすごいですよ。笛、小鼓、大鼓(おおかわ)、太鼓がお互いに見なくても、やっているでしょう。
と答えている一文を読み、同感同感!
舞台の奥に池があり、ちょうど良い場所に松の小島があり、まわりは、山々に囲まれた、広々とした場所での開催です。
夕暮れ時から、どんどん景色の色合いが変わり、薪に火を入れる頃には、星が輝き出し、お囃子と謡いが響きわたり、贅沢なひとときを過ごせました。
毎年楽しみにしていたので、今年の復活は、殊に嬉しかったです。
舞台設営のボランティアの方々を始め、関係者の方々のご尽力に感謝です。
舞台近くにいす席、シート席は多く用意してあったのですが、あえて、バンカーを越え、遠方から、
芝生に足をなげだして、のんびり。よそではできない、くつろぎつつ楽しみました。
ときどき夜空の星や、山の端をながめつつ、夏の夜の過ごし方としては、おすすめです。
観月薪能にしわき 新・西脇市市制5周年記念事業
2010(平成22)年8月30日(月) 18時15分 開演
ゴールデンバレーゴルフ倶楽部 特設舞台
兵庫県西脇市鹿野町字比延山1353-9 TEL.0795-23-0681
※雨天時、31日順延
仕舞
「高砂」 勝部延和
「田村 クセ」 寺澤忠芳
「草子洗小町」 佐伯紀久子
「鞍馬天狗」 井上裕之真
狂言「文山立」 善竹隆平 善竹隆司
能「羽衣 和合之舞」
シテ:井上裕久 ワキ:江崎金治郎
笛:左鴻泰弘 小鼓:清水晧祐 大鼓:上野義雄 大鼓:井上敬介
※入場料 前売り2000円
※問合せ 西脇市ふるさと創造部企画政策課 0795-22-3111
このたび、超久しぶりに、「東北」と「三山」の詞章テキストページを作り、アップいたしました。
実は、ご意見フォームから、アップしてほしいというご依頼が あり、やっとこ作業した次第です。
結構有名な曲が、まだ抜けてるので、ちゃんと入れてしまわねばとは、思っています。
]]>著編者名が「世阿弥」のものを、パラパラと眺めて、勉強不足でほとんど読めませんが(--;)これが本物なんだ〜と、思いを馳せました。
観世文庫が所蔵する能楽関係文献資料をインターネット上で検索・閲覧でき、6000点に及ぶ文献資料が書誌調査・写真撮影され、見ることが出来ます。
観世アーカイブ
http://gazo.dl.itc.u-tokyo.ac.jp:8080/kanzegazo/index.html
大変な作業であったことと思います。大拍手!!能楽、日本文化に、興味のある、すべての方に!
ということで、能楽ランドのトップページにボタンを作ってみました。
よかったら使ってみてください。
]]>お囃子の先生方のミニワークショップが、なかなか楽しかったです。
太鼓の「かしら」を打つまねだけでも、面白いなって思いました。
神歌の謡の中、会場後から、神主さんたちとたいまつの行列が舞台へと続き、それを客席でのんびり見るのも、楽で、楽しめました。
本物の薪と、月は、来年のお楽しみといったところでしょうか。
小鍛冶の演出「黒頭」、初めて見ました。また雰囲気が変わっていいものです。
少し冷房がきつくて、上着を持っていくべきでした。
市(行政)と、主催協力、ボランティアの方々が、大事に作り上げて守ってるのが好印象です。
子供さんたちが、またかわいくて、末が楽しみです。
どこの自治体も、どんどんこういう古典芸能を削って減らして、気軽に見る事が出来る場が、なくなっていってるので、寂しいというか、なんか日本の文化力が低下していく気がしてたのですが、高砂市は大丈夫そうです。
]]>マンガのカテゴリーが一番上なのは、やはり一番わかりやすいだろうと、思っているからです。
どうぞ、ごひいきに。
能楽ランド ブックストアー
http://www.nohgakuland.com/bookstore/index.html