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2007年03月23日
葵上 あらすじ
葵上 あおいのうえ 四番目物
あらすじ
左大臣の御息女で、光源氏の北の方である葵上が物怪に悩まされ寝込んでいるので、貴僧高僧を召して加持祈祷を行ったり、さまざまな医療をほどこしてみたが、いっこうにその効き目がない。そこで朱雀院に使える廷臣が、梓の弓によって亡霊を呼び寄せる呪法の上手である照日ノ巫女に命じて、怨霊の正体を占わせます。すると、梓の弓の音にひかれて、源氏の愛人であった六条ノ御息所の生霊が破れ車に乗って現れます。そして、源氏の愛を失った恨みを綿々と述べ、葵上の枕元に立ち寄って責めさいなみ、幽界へ連れ去ろうとします。<中入>臣下は、ただならぬ様子に、下人を呼び、横川の小聖という行者のもとへ走らせます。急ぎ駆けつけた行者が、早速に祈祷を始めると、御息女の怨霊が、鬼女の姿で再び現れ、行者を追い返そうとして激しく争いますが、その法力には敵しえず、ついに祈り伏せられ、悪鬼さながらの怨霊も心を和らげて成仏します。
権藤芳一先生 解説 能楽書林『能楽手帳』より
投稿者 nohgakuland : 2007年03月23日 13:06