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まずは謡いと仕舞からお稽古をはじめます。昔の人は素養として習いました。
節をまねして声を出す「謡い(うたい)」は、90歳過ぎても続けられる健康的な趣味でもあります。
仕舞(しまい)は、立ち居振る舞いを優雅にします。
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1.
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習う方法は? |
カルチャースクール(気軽に始められる)
大学や会社のサークル(先輩がおしえてくれることもある)
プロの個人稽古(基本からちゃんと教えてもらえる)
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2.
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何が習える? |
謡(うたい)と仕舞(しまい)を習います。
謡だけ、謡と仕舞という習い方もできます。仕舞は謡も必要です。
「素謡」(すうたい)とは、座ったまま謡を謡うこと。お囃子なし。
「仕舞」(しまい)とは、能の舞の一部を舞います。 |
3.
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年齢制限
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ナシ!100歳間近の現役の方もおられます。
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4.
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持ち物 
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謡本:先生が指示してくださいます。
扇(おうぎ):舞台では、謡は扇を構えながら謡います。仕舞は仕舞扇を使います。いずれもお稽古用のものが手に入るように先生が指示してくださいます。 |
5.
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着るもの
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洋服でOK。仕舞でも洋服で出来ます。
仕舞のお稽古の時は足袋をはきます。(舞台の上で稽古するときは、必ず必ず足袋着用です)
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6.
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正座苦手の方、足のお悪い方 |
座椅子OK。椅子稽古も有り。舞台発表の時も、最近は謡い本を置く見台(けんだい)も、椅子で使用できる高さのものがあります。先生にご相談ください。 |
7.
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着物きれないけど… |
普段は洋服でOK。発表会などで、着物を着る場合、お手伝いしてくださる方が、きっとおられます。そのうち覚えられます。これもメリット。 |
8.
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1ヶ月の稽古回数 |
2回〜3回の事が多い。声を出すのは、いい運動になります。 |
9.
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発表の場 |
新年会、浴衣会は、比較的内輪の気楽な会。
舞台を借りて催すときは、大がかりな会になります。
申合(もうしあわせ)とは舞台稽古の事。能が出る時には、必ず申合があります。 |
10.
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お囃子が入る稽古のときは、大鼓(おおかわ)の変わりに、この「はり扇」をピシッと叩いて拍子をとってお稽古します。
笛は口で謡われます。「おひゃ〜おひやり、ひぅりやらり」といった感じです。聞いたことがない方には、かなり珍しいかも。

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11.
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謡本(うたいぼん)はこんなかんじ。
百番集(2冊で全曲)、謡本(お稽古に便利 1曲1冊)、小本(こぼん、携帯に便利 1曲1冊)
<観世流の場合> |

カタカナで読み仮名ついています。
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12.
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ごあいさつ |
何を習っても同様ですが、まずは、挨拶から始まります。 |
13.
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真似と慣れで、どんどん上手に。 |
続けていると見違える程に、誰かと思うほどに! |